川崎区役所の一室に仮置きされている「引き取り手のない遺骨」が入った箱=11月16日、川崎市、室矢英樹撮影(箱に記された名前などにモザイクをかけています) 人が亡くなると、誰かが引き取り、弔うと考えられてきた。ところがいま、各地で「引き取り手のない遺骨」が増えている。自治体が対応に苦慮する中、生前のうちに「死後の備え」と向き合う動きも出ている。 引き取り手ない遺骨、倍増 親族拒み自治体が保管も 多摩川の南側に広がる住宅街から数分歩くと、木々に囲まれた川崎市営霊園がある。墓が並ぶ一角から少し離れたところに、高さ4メートルほどの六角形の納骨堂が立っていた。 11月中旬のある朝。納骨堂から運び出された骨つぼが並べられた。300柱以上で、多くは男性のもの。「家族とつながりがなくなったから、ここにいるのでしょうか」。マスクと手袋をつけて作業をしていた市生活保護・自立支援室の礒田誠さん(41)が語った。10月には60代の男性がアパートで孤独死。東京都内にいた長男は「長く音信不通だった」と言い、遺骨の引き取りを拒んだという。 骨つぼには、身寄りがなかったり、遺族に引き取りを拒否されたりした人の遺骨が納められている。川崎市は火葬したうえで、将来的に「引き取りたい」という遺族が出てくる可能性も考慮し、かつては無期限で保管していた。 ところが、1990年代まで年… |
遺骨管理、悩む自治体 置き場確保へ分骨・粉骨
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