前半、シュートを阻止する大商学園のGK西村清花=兵庫県三木市
(4日、大商学園2―0藤枝順心)
「来年戻ってきて、やればいいじゃん」。1年前、コーチから言われたこの言葉を励みに、努力を重ねてきた大商学園(大阪)のGK西村清花(きよか、3年)がリベンジを果たした。4日、兵庫県三木市の三木総合防災公園であった第25回全日本高校女子サッカー選手権大会の準々決勝で、大商学園が優勝候補筆頭の藤枝順心(静岡)を破った。
前回大会準決勝の藤枝順心戦。西村は自らの簡単なミスが重なってオウンゴールを献上した。点差が2点に広がり、チームはそのまま敗退。「正直、落ち込んだ」。引退していく先輩の背中を見て、自分を責めた。
卒業後はなでしこリーグ日テレ…