トップリーグ昇格を決め、喜ぶNTTドコモの選手ら
ラグビーのトップチャレンジ1は15日、大阪・花園ラグビー場で最終節2試合があり、NTTドコモ(トップウエスト1位)が三菱重工相模原(トップイースト1位)を30―14で破り、2季ぶりのトップリーグ(TL)復帰を決めた。敗れた三菱重工相模原は、日野自動車(トップイースト2位)、九州電力(トップ九州1位)とともに28日の入れ替え戦に臨む。組み合わせは近鉄(TL13位)―九州電力、コカ・コーラ(TL14位)―日野自動車、豊田自動織機(TL15位)―三菱重工相模原に決まった。来季からは現行のトップイースト、トップウエスト、トップ九州の上位チームが集まったTL下部リーグが始まる。
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NTTドコモ30―14三菱重工相模原、日野自動車31―0九州電力
▽最終成績 ①NTTドコモ(勝ち点14)②三菱重工相模原(6)③日野自動車(5)④九州電力(4)
■NTTドコモ、圧倒的な強さで自動昇格
NTTドコモは安定した試合運びでTL自動昇格を決めた。FW陣の強烈な突破からSH秦のテンポの良いパス回しでリズムをつかみ、主導権を握った。TLから降格した今季も南アフリカ代表で実績のあるフランカーのブルソーらを擁するなど大きな戦力ダウンはなく、トップウエストで圧倒的な強さを見せた。主将の佐藤は「降格してからもTLでいかに戦うかを意識してきた」と胸を張った。