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「患者の無知を利用」 性病と虚偽診断された68歳男性

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-1-18 9:11:56  点击:  切换到繁體中文

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新宿セントラルクリニックが入る雑居ビル前には、多くの報道関係者が駆けつけていた=東京都新宿区新宿3丁目


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東京都新宿区の診療所「新宿セントラルクリニック」の院長が、患者に性感染症だとうそをついて薬代を詐取したとして、警視庁捜査2課は17日、院長の林道也容疑者(69)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。クリニックに通い、逮捕容疑となった事件の被害者になった男性(68)は「患者の無知を利用している。悪質だ」と怒りをあらわにする。


「性感染症」と虚偽診断、68歳から詐取容疑 院長逮捕


男性は2012年秋、下腹部に痛みを覚え、クリニックを訪れた。患部を見せようとすると、林容疑者は「結構です」。採血と採尿後、5種類の薬を処方され、10日後には性感染症が「陽性だった」として1種類の薬が追加された。


その後も3カ月間、毎週のように通院し、薬を受け取った。症状は治まったのに、クリニック側が示す検査値は改善されなかった。林容疑者は「疲れているから治らない」「寝不足」と治療の継続を促した。男性は「おかしい」と思い、別の病院で検査してもらったところ、陰性との診断。改めて林容疑者に説明を求めたところ、実は初診の段階で陰性の数値だったが、自分はこの数値でも陽性との取り扱いをしていると釈明した。




 

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