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安倍首相の施政方針演説全文(1)

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-1-21 10:08:59  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


参院本会議で施政方針演説中、野党席に向かって拳を握り、声を張り上げる安倍晋三首相=20日午後4時14分、岩下毅撮影


まず冒頭、天皇陛下の御公務の負担軽減等について申し上げます。現在、有識者会議で検討を進めており、近々論点整理が行われる予定です。静かな環境の中で、国民的な理解の下に成案を得る考えであります。


首相施政方針、日米同盟の強化強調 憲法改正言及も


安倍首相の施政方針演説全文(2)


安倍首相の施政方針演説全文(3完)


昨年末、オバマ大統領と共に、真珠湾の地に立ち、先の大戦で犠牲となった全ての御霊(みたま)に、哀悼の誠を捧げました。


我が国では、300万余の同胞が失われました。数多(あまた)の若者たちが命を落とし、人々の暮らし、インフラ、産業はことごとく破壊されました。


明治維新から70年余り経った当時の日本は、見渡す限りの焼け野原。そこからの再スタートを余儀なくされました。


しかし、先人たちは決して諦めなかった。廃虚と窮乏の中から敢然と立ち上がり、次の時代を切り拓(ひら)きました。世界第3位の経済大国、世界に誇る自由で民主的な国を、未来を生きる世代のため創り上げてくれました。


戦後70年余り。今を生きる私たちもまた、立ち上がらなければならない。「戦後」の、その先の時代を拓くため、新しいスタートを切る時です。


少子高齢化、デフレからの脱却と新しい成長、厳しさを増す安全保障環境。困難な課題に真正面から立ち向かい、未来を生きる世代のため、新しい国創りに挑戦する。今こそ、未来への責任を果たすべき時であります。


私たちの子や孫、その先の未来、次なる70年を見据えながら、皆さん、もう一度スタートラインに立って、共に、新しい国創りを進めていこうではありませんか。


(日米同盟)


かつて敵として熾烈(しれつ)に戦った日本と米国は、和解の力により、強い絆で結ばれた同盟国となりました。


世界では今なお争いが絶えません。憎しみの連鎖に多くの人々が苦しんでいます。その中で、日米両国には、寛容の大切さと和解の力を示し、世界の平和と繁栄のため共に力を尽くす責任があります。


これまでも、今も、そしてこれからも、日米同盟こそが我が国の外交・安全保障政策の基軸である。これは不変の原則です。できる限り早期に訪米し、トランプ新大統領と同盟の絆を更に強化する考えであります。


先月、北部訓練場、4千ヘクタールの返還が、20年越しで実現しました。沖縄県内の米軍施設の約2割、本土復帰後、最大の返還であります。地位協定についても、半世紀の時を経て初めて、軍属の扱いを見直す補足協定が実現しました。


更に、学校や住宅に囲まれ、市街地の真ん中にあり、世界で最も危険と言われる普天間飛行場の全面返還を何としても成し遂げる。最高裁判所の判決に従い、名護市辺野古沖への移設工事を進めてまいります。


かつて、「最低でも」と言ったことすら実現せず、失望だけが残りました。威勢のよい言葉だけを並べても、現実は一ミリも変わりません。必要なことは、実行です。結果を出すことであります。


安倍内閣は、米国との信頼関係の下、抑止力を維持しながら、沖縄の基地負担軽減に、一つひとつ結果を出していく決意であります。


(地球儀を俯瞰〈ふかん〉する外交)


本年は、様々な国のリーダーが交代し、大きな変化が予想されます。先の見えない時代において、最も大切なこと。それは、しっかりと軸を打ち立て、そして、ぶれないことであります。


自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有する国々と連携する。


ASEAN、豪州、インドといった諸国と手を携え、アジア、環太平洋地域から、インド洋に及ぶ、この地域の平和と繁栄を確固たるものとしてまいります。


自由貿易の旗手として、公正なルールに基づいた、21世紀型の経済体制を構築する。


TPP協定の合意は、そのスタンダードであり、今後の経済連携の礎となるものであります。日EU・EPA(経済連携協定)のできる限り早期の合意を目指すとともに、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)などの枠組みが野心的な協定となるよう交渉をリードし、自由で公正な経済圏を世界へと広げます。


継続こそ力。就任から5年目を迎え、G7諸国のリーダーの中でも在職期間が長くなります。500回以上の首脳会談の積み重ねの上に、地球儀を大きく俯瞰しながら、ダイナミックな平和外交、経済外交を展開し、世界の真ん中でその責任を果たしてまいります。


(近隣諸国との関係改善)


日本海から東シナ海、南シナ海に至る地域では緊張が高まり、我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています。地域の平和と安定のため、近隣諸国との関係改善を積極的に進めてまいります。


ロシアとの関係改善は、北東アジアの安全保障上も極めて重要です。しかし、戦後70年以上経っても平和条約が締結されていない、異常な状況にあります。


先月、訪日したプーチン大統領と、問題解決への真摯(しんし)な決意を共有しました。元島民の皆さんの故郷(ふるさと)への自由な訪問やお墓参り、北方四島全てにおける「特別な制度」の下での共同経済活動について、交渉開始で合意し、新たなアプローチの下、平和条約の締結に向けて重要な一歩を踏み出しました。


この機運に弾みをつけるため、本年の早い時期にロシアを訪問します。70年以上動かなかった領土問題の解決は容易なことではありませんが、高齢である島民の皆さんの切実な思いを胸に刻み、平和条約締結に向け、一歩でも、二歩でも、着実に前進していきます。


本年、日中韓サミットを我が国で開催し、経済、環境、防災など幅広い分野で、地域レベルの協力を強化します。


韓国は、戦略的利益を共有する最も重要な隣国です。これまでの両国間の国際約束、相互の信頼の積み重ねの上に、未来志向で、新しい時代の協力関係を深化させてまいります。


中国の平和的発展を歓迎します。地域の平和と繁栄に大きな責任を有することを、共に自覚し、本年の日中国交正常化45周年、来年の日中平和友好条約締結40周年という節目を迎える、この機を捉え、「戦略的互恵関係」の原則の下、大局的な観点から、共に努力を重ね、関係改善を進めます。


北朝鮮が昨年、2度にわたる核実験、20発以上の弾道ミサイル発射を強行したことは、断じて容認できません。安保理決議に基づく制裁に加え、関係国と協調し、我が国独自の措置も実施しました。「対話と圧力」「行動対行動」の一貫した方針の下、核、ミサイル、そして引き続き最重要課題であり、発生から長い年月が経つ拉致問題の包括的な解決に向け、北朝鮮が具体的な行動を取るよう強く求めます。


(積極的平和主義)


真新しい国旗を手に、誇らしげに入場行進する選手たち。


南スーダン独立後、初めての全国スポーツ大会には、異なる地域から、異なる民族の選手たちが一堂に会しました。


その会場の一つとなる、穴だらけだったグラウンドに、1千個を超えるコンクリートブロックを、一つひとつ手作業で埋め込んだのは、日本の自衛隊員たちです。


最終日、サッカー決勝は、奇(く)しくも、政治的に対立する民族同士の戦い。しかし、選手も、観客も、フェアプレーを貫きました。終了後には、勝利した側の選手が、負けた側の選手の肩を抱き、互いの健闘を称(たた)えあう光景が、そこにはありました。


幼い息子さんを連れて観戦に来ていたジュバ市民の一人は、その姿に感動し、こう語っています。


「毎日、スポーツが行われるような平和な国になってほしい」


隊員たちが造ったのは、単なるグラウンドではありません。平和を生み出すグラウンドであります。自衛隊の活動一つひとつが、間違いなく、南スーダンの自立と平和な国創りにつながっている。


灼熱(しゃくねつ)のアデン湾では、今この時も、海賊対処に当たる隊員諸君がいます。3800隻を上回る世界の船舶を護衛してきました。


平和のため黙々と汗を流す自衛隊の姿を、世界が称賛し、感謝し、頼りにしています。与えられた任務を全力で全うする彼らは、日本国民の誇りであります。


テロ、難民、貧困、感染症。世界的な課題は深刻さを増しています。こうした現実から、我が国だけが目を背けるようなことは、あってはなりません。今こそ、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄のため、皆さん、能(あた)う限りの貢献をしていこうではありませんか。




 

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