ピンク色のハート形つり革で市バスの利用促進を図る(名古屋市交通局提供)
ハート形のつり革をつかんで、幸せもつかんで――。名古屋市交通局は来月のバレンタインデーに合わせ、つり革の一部をハート形にした市バス「ハート バス」を走らせる。およそ500台に1台という希少さで、「出合う喜び」を感じてもらう。
市交通局が所有する1012両のうち、2両を「ハート バス」にする。それぞれの車内のつり革1本をピンク色のハート形にする。外からも分かるよう、バス前面に目印になるステッカーを貼る。期間は2月14日から1年間で、1両は市中心部、もう1両は市内各地を走る。市の担当者は「探して乗って、バスに親しんでもらう機会になれば」と話す。
運行開始に先立ち、来訪者に思い思いのハートマークを車両側面に描き込んでもらうイベントを開く。2月11日午前9~午後5時、中区大須4丁目の久屋大通庭園フラリエで4回開催。問い合わせは乗客誘致推進課(電話052・972・3928)へ。