6月23日告示の東京都議選で、民進党が公認を予定している前都議2人が、離党届を出したことがわかった。いずれも小池百合子知事が主宰する政治塾に参加しており、小池氏に支援を求める可能性がある。
離党を届け出たのは、増子博樹氏(文京区)と伊藤悠氏(目黒区)。いずれも2期の都議経験があり、前回都議選で落選した。民進都連は離党を認めるかどうか検討している。
民進都連は昨年以降、2人を含む36人を今回の公認予定者として公表し、小池氏支持の地域政党「都民ファーストの会」と候補者調整に向けた協議も始めている。同会は現職都議ら4人の公認予定者を決めており、今後も追加していく方針だ。