ある自治体から届いた通知
認可保育所への入所の可否を知らせる通知が、自治体から親たちのもとに届き始めている。昨年は「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した匿名ブログが、政治を動かすほどの話題になったが、今年もSNSには入所できなかった人たちの切実な声が続々。こうした一人ひとりをつなげ、解決に向けて動こうとしている人もいる。
「認可保育園の不承諾通知きた。待機順位は後ろから数えたほうがはやいです。夫婦フルタイム、0歳4月入所でこれって何さ?」「子供を産んだ罰ゲーム?」「息子に申し訳ない気持ちで泣けてくる。何が足りないんだろう」
SNSには1月末ごろから、こんな声が書き込まれるようになった。首都圏などの待機児童の多い地域では、一番希望者の多い1歳児クラスへの入園ではなく、育休を早めに切り上げて0歳児クラスに申し込む人も多いが、それでも入りづらい状況になっている。
通知が届いていない人たちからは、「そろそろ通知が届くので落ち着かない」といった投稿も。
都内の保護者の有志は1月末、フェイスブックに「#保育園に入りたい」と題したページをつくった。入所できない場合の通知の写真や、自分の思いを投稿するように呼びかける。
ページづくりにかかわった武蔵…