国際エネルギー機関(IEA)が10日発表した月報によると、石油輸出国機構(OPEC)加盟国の1月の原油生産量(1日あたり)は3206万バレルで、前月より100万バレル減った。OPEC加盟国は昨年11月の合意に基づいて1月から減産を始めており、IEAは「堅調なスタートを切った」と評価した。
OPEC加盟国では、減産の対象から外れたリビアやナイジェリアが生産量を増やした一方、OPEC最大の産油国サウジアラビアが目標を上回って減産した。
OPECと協調減産する非加盟国でも、ロシアが約10万バレル減産するなどした結果、世界の1月の石油供給量は前月より約150万バレル減った。
ただ、協調減産に加わっていな…