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北朝鮮ミサイル、自走発射台車も試験か 安保理会合へ

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-2-14 13:20:12  点击:  切换到繁體中文

 

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12日、地対地中長距離戦略弾道ミサイル「北極星2」型の試射を視察する金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長。朝鮮中央通信が13日に報じた=朝鮮通信


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北朝鮮の朝鮮中央通信は13日、中長距離弾道ミサイル「北極星2」の試験発射を12日に実施したと伝えた。発射は成功したと強調している。韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮北西部の平安北道(ピョンアンプクト)・亀城(クソン)付近から弾道ミサイル1発が発射され、日本海に落下した。


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朝鮮中央通信は、今回の発射について、核弾頭を装着できる弾頭を分離してから、大気圏に再突入する間の誘導や迎撃回避の性能を検証し、新たに開発した「自走発射台車」も試験したと伝えた。「技術的指標を完全に確定した」とした。また、燃料も従来の液体から固体に変更したとされる。周辺国の安全を考慮し、高度を高めて発射することで、飛距離を抑えたという。


朝鮮中央通信によると、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は昨年8月に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星」を発射した際の成果に基づき、射程を延ばした地対地弾道ミサイルを開発するよう指示していたという。今回は金委員長が試験発射の実施日を決め、現地で直接指導したとし、「水中と地上のどこでも、最も正確かつ最も迅速に戦略的任務を遂行できるようになった」と述べたという。


13日付の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」(電子版)は「北極星2」を発射する様子などをとらえた写真を掲載した。


韓国軍合同参謀本部は13日、北朝鮮が今回発射したミサイルは、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の技術を使った固体燃料による新型の中距離弾道ミサイルだとの判断を示した。性能や飛距離などについてさらに詳しい分析を続けるという。


安倍晋三首相は12日、訪問先の米国で緊急の記者会見を開き、「北朝鮮のミサイル発射は断じて容認できない」と強く批判。トランプ大統領も日米が連携して対応する考えを強調した。


日米韓の3カ国は12日、国連安全保障理事会に緊急会合を招集するよう要請した。関係者によると、13日夕(日本時間14日)にも米ニューヨークの国連本部で非公開の緊急会合が開かれる見通し。国連の機能不全を問題視してきたトランプ米政権下での北朝鮮に関する初の緊急会合に注目が集まっている。


中国外務省の耿爽・副報道局長は13日の定例会見で、「中国は北朝鮮が国連安全保障理事会の決議に違反して(弾道ミサイルを)発射したことに反対する」と主張。また、国連安保理での協議について「中国側は責任ある建設的な態度で関連する討論に参加する」と述べた。


耿氏は一方で、「関係各国は、朝鮮半島の緊張した情勢を激化させるような刺激をするべきではない。各国は抑制を保ち、ともにこの地域の平和と安定を守らなければならない」とも指摘した。(ソウル=東岡徹、北京=西村大輔)




 

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