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毒物は「北朝鮮の常套手段」 粛清、強硬姿勢の表れか

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-2-16 8:26:32  点击:  切换到繁體中文

 

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北朝鮮が暗殺用に使う武器の例。懐中電灯型の銃で、安全装置を外してボタンを押すと毒薬を仕込んだ弾丸が発射される。ソウル中央地検が2011年に公開した=同地検提供


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北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が殺害されたとみられる事件に、国内でも驚きが広がっている。毒物を使ったとみられる手口。拉致被害者家族は交渉の先行きに不安を抱く。


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15日午後、マレーシアの首都クアラルンプール。正男氏とみられる遺体の死因を特定するため、国立法医学研究所で司法解剖が行われた。周囲は厳重な警備態勢が敷かれ、報道陣約100人が詰めかけた。


北朝鮮に詳しい李英和・関西大教授は「兄まで粛清の対象にすれば悪評も高まる。それでも実行するほど切羽詰まった事情があるのだろう」と推測する。韓国の検察が2011年に公開した武器などから、北朝鮮が毒物を用いることは知られていた。李教授は「北朝鮮の常套(じょうとう)手段。女性工作員でも使いこなせる」と分析。「今回の事件は強硬姿勢の表れでもあり、拉致問題などの交渉は難しくなるだろう」と懸念を示した。


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