後半、今野(左)はチーム2点目となるゴールを決める=関田航撮影
(23日、W杯アジア最終予選 日本2―0UAE)
日本、UAEに勝利 W杯アジア最終予選
2年ぶりの日本代表としての試合で、今野は負傷離脱の長谷部の代わりに中盤に入った。「必死でした。本当に不安だった。全然一緒にプレーしていない人といきなりやるわけだから」。持ち味の走って相手のチャンスの芽を摘むプレーで、ことごとくUAEの攻撃の起点をつぶした。
後半7分、右からの久保のクロスを胸トラップし、右足でGKの股を抜くシュートで追加点。「久保がスピード、コース、場所、すべてピンポイントに出してくれた。とにかくゴールの枠に飛ばそうと思った」
今野は「この試合はどうなろうと、勝ち点3を取ることが日本代表にとって大事なこと。達成できたから大満足です」。W杯2度出場の34歳は、攻守で気迫あふれるプレーで勝利に貢献した。(堤之剛)