モデルの押切もえさんなど芸能人の女性ら4人のメールをのぞき見したとして、不正アクセス禁止法違反などの罪に問われた元日本経済新聞社デジタル編成局員、寺井淳被告(29)=懲戒解雇=に対し、東京地裁は24日、懲役2年6カ月執行猶予4年(求刑懲役2年6カ月)の判決を言い渡した。水上周裁判官は「常習的で悪質な犯行。プライバシーを侵害された被害者の精神的苦痛は大きい」と非難した。
メールのぞき見の罪で日経社員起訴 押切もえさんら被害
判決によると、寺井被告は2014年12月から1年4カ月にわたり、自宅でパソコンなどを使って押切さんら4人のメールアカウントなどに不正に接続した。