墜落して大破した小型機=2016年3月26日、大阪府八尾市の八尾空港
八尾空港(大阪府八尾市)で小型機が墜落し、乗っていた4人全員が死亡した事故から、26日で1年になる。国の運輸安全委員会によると、関係者への聞き取りや事故の分析はほぼ終わり、メーカーに意見を聞いている最終段階という。府警は結果を待って操縦者を特定し、容疑者死亡のまま業務上過失致死容疑で書類送検する方針だ。
府警によると、事故機は米ムーニー社製「M20C」。前後の席に2人ずつ座れる4人乗りで、操縦かんは前方の両席にある。
前方右側の副操縦席にいたのは、所有者で機長だった広島市安芸区の建設業西本泰志さん(当時45)。前方左側の操縦席には、大阪府豊中市の無職川崎貴嗣(たかし)さん(当時40)がいた。
後部座席には、大阪市城東区の…