試合後、応援席にあいさつに向かう宇部鴻城の選手たち=阪神甲子園球場、加藤諒撮影
(25日、選抜高校野球 大阪桐蔭11―0宇部鴻城)
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「予想外だった」。一回、いきなり3点を失い、なお無死一、三塁。宇部鴻城の2番手荒武が早くもマウンドへ上がった。
最初の打者に四球を与え、適時打も浴びた。四回には2ストライクから勝負にいった内角の直球を2点本塁打された。「全力を出したボール。もっと厳しくいかないといけないって教えられた。スイングの鋭さが全然違った」
ただ、打ってはチームの2安打を1人で記録した。「自信にはなった。全国レベルのチームと対戦できたのは良かった。夏につなげたい」と前を向いた。
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●尾崎監督(宇) 「選手がまったく力を出せなかったのは私の責任。全国の力をいやと言うほど肌で感じた。私自身が心に刻んで再スタートしたい」
●楢木(宇) 失点に絡む2連続失策。「捕球の時にボールから目を離してしまった。緊張して足も動いていなかった。守備には自信があったのに」