三重県警は7日、妻とみられる女性の遺体を車内に遺棄したとして、名古屋市守山区中志段味、自称会社員中山誠容疑者(42)を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。中山容疑者は容疑を認めた上で、「妻を殺した」と供述しているという。県警は遺体の身元の確認を進めるとともに、殺人容疑でも調べる。
逮捕容疑は、6日午後5時半ごろ、三重県熊野市紀和町木津呂の空き地に止めた乗用車内に、女性の遺体を遺棄したというもの。遺体は死後数日が経過しているとみられるという。
県警によると、中山容疑者は名古屋市で妻と2人暮らし。遺棄現場は中山容疑者の実家の近くで、「どうすればいいかわからなくなって実家に来た」という趣旨の供述をしているという。両親が遺体を確認し、紀宝署に通報した。