婚姻件数と婚姻率の推移・人口動態統計のポイント 2016年に国内で生まれた日本人の子どもの数は97万6979人で、年間の出生数で初めて100万人の大台を割り込んだ。厚生労働省が2日発表した人口動態統計でわかった。合計特殊出生率は1・44で、前年を0・01ポイント下回った。前年より下がるのは2年ぶり。人口維持に必要とされる2・07に遠く及ばず、人口減に歯止めがかからない。 合計特殊出生率は1人の女性が生涯に産むと見込まれる子どもの数で、その年の15~49歳の女性が産んだ子どもの数を元に計算される。過去最低だった05年の1・26を底に13年までは緩やかな回復が続いたが、14年以降は一進一退で足踏みした状態になっている。母親の年代別では35~44歳で微増したが、34歳以下の世代はすべて低下した。 16年に生まれた子どもは前年より2万8698人少なく、統計を取り始めた1899(明治32)年以降、初めて100万人を下回った。減少傾向は第2次ベビーブームが終わった1974年から続いており、親になる世代の人口自体が減っていることが背景にある。 一方、死亡数は130万7765人で戦後最多だった。その結果、出生数から死亡数を引いた自然減は33万786人で、過去最大の減少幅となった。 婚姻件数は4年連続で減少し、戦後最少を更新して62万523組だった。出生率の都道府県別では沖縄が1・95で最も高く、1・75の島根、1・71の長崎、宮崎が続いた。最低は東京の1・24だった。続いて1・29の北海道、1・34の宮城、京都だった。 厚労省の担当者は出生数減少について「晩婚化や婚姻件数の低下が影響している。このまま減少が続くと予想される」とみている。(西村圭史) |
昨年の出生率1.44、前年下回る 下落は2年ぶり
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
中国の若者の輪郭:不動産価格・教育に一番関心あるのは?
中国の若者の輪郭:金融・環境保護に一番関心あるのは?
中国の家電業界にほとばしる新たな活力
成都市で駐車スペースのイラストが流行、依頼料金は千元以上
中国、2020年欧州特許庁での特許出願が過去最多に
女性消費者は何にお金を使っているか?
黄砂が過ぎ去り青空戻った北京 比較写真でその差はっきり
「アバター」が中国で再上映、世界歴代興行収入で首位に返り咲く
中国1-2月の工業付加価値額、実質増加率35.1%に
中国1-2月の社会消費財小売総額、前年比33.8%増の6兆9737億元
中日関係の全体的安定という基本的方向性は変わらない 報告書
習近平総書記が注目した「電気式オンドル」とは?
【李克強総理記者会見】中米貿易額は昨年8.8%増、中米関係は前進すべき
中国2月の社会融資総量1.71兆元増、M2は10.1%増
国境地帯の雪原を馬に乗りパトロールする人民警察 新疆
6割の業界で女性比率が上昇 新一線都市が女性に人気
大雪が降った四川省で交通整理をして「雪像」になった警察官が話題に
中国米国商会「在中国米企業にとって中国は一番目の投資先」
全人代代表が習近平総書記に「ネコ」の写真2枚を紹介
中国、家族の休暇旅行計画の決定権は7割が妻
武漢大学で桜の花見、1万人が訪れる
溺れた子供を救助し亡くなったタジク族の全人代代表、生前最後の提案が人民大会堂に
中国の国際特許出願件数、世界一をキープ
女性は健康関連消費の絶対的な中心 「女性経済」の中身は?
ユニクロが日本で9%の値下げ発表 中国は値下げの予定なし