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「最後はミラー見ず走った」インディ500Vの佐藤琢磨

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-6-13 20:22:48  点击:  切换到繁體中文

 

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記者の質問に答える佐藤琢磨=西畑志朗撮影


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自動車の世界3大レースの一つ、米国の第101回インディアナポリス500マイル(インディ500)で日本人ドライバーとして初の優勝を飾った佐藤琢磨(40)が13日、東京都内で優勝報告会を開き、レースの勝因や今後の目標などを語った。


インディ500、佐藤琢磨が優勝 日本人初の快挙



佐藤 やりました。うれしいです。こうして優勝報告をできることを幸せに感じています。この優勝は僕にとって大きな意味を持っていますが、ここまで僕を信じて応援していただいたホンダさん、スポンサーのみなさま、そして何よりファンと喜びを分かち合いたいです。なんて表現したらいいかわからないぐらい感謝の気持ちでいっぱいです。


10歳の時に初めてレースを見た日本グランプリ。あの日からずっと夢を持ち続けてきて、信じ続けて、挑戦し続けて、F1まで行って夢はかなった。自分としては勝負にこだわりたい、レースに出る以上はトップを走りたい。そういう気持ちでずっと走ってきました。


2010年にはアメリカのインディカーシリーズに移り、今年8回目のインディ500でした。自分のインディカーでの戦歴はもうF1を超えました。今は北米インディカーが主戦場になっています。


今回の優勝の前に12年のことがあります。最終周の1コーナーで先頭を行くダリオ・フランキッティをインから抜こうとしました。自分自身の至らないところもあり、ダリオの素晴らしいディフェンスに負け、インの白線を踏んでスピン、リタイアしてしまいました。


■マシンに乗せたクルーの思い


今年、アンドレッティ・オートスポートという新しいチームに移りました。近年のアンドレッティ・オートスポートのインディ500での強さは目を見張るものがあります。この勝利は完全にチームのものだと思っています。インディ500は800キロの長い距離を走ります。ピットストップは6回か7回。素晴らしい車を造ってくれたメカニック、エンジニア、完璧なピット作業をしてくれたクルー。それに戦略。すべてが整い、それに僕が思いを乗せて、ミスは許されない中で素晴らしい経験ができました。


最後の5周で先頭に立った時、僕には勝算がありました。現在のインディは先頭で走ることは不利です。しかし5周あれば、どんな状況からでも自分で巻き返すことができる。ホンダエンジンと同じぐらい速く頭を回転させて、いろんなことを予想しました。


最後の1周は(バック)ミラーを見ずに走りました。2番手の相手に読まれないように走るコースも変えました。最終周の最終コーナーを立ち上がって加速した時、優勝を確信しました。無線でみんなにお礼を言おうと思ったんですが、言葉にならず、叫んでいました。


■勝利者のミルク「最高の味」


ウィナーズサークルに帰ってくるまでみんなが祝福してくれた。去年までいたチームの全員が来てくれたのでハイタッチをしました。ウィナーズサークルで迎えてくれたチーム全員の笑顔は忘れられません。(勝利者が飲む)牛乳は最高の味でした。


(優勝から)しばらく時間はたちましたが、この喜びをたくさんの方々に知ってもらいたいです。日本を出て海外で戦うこと。トップに立ちたいという気持ちがモチベーションになっています。イチロー選手やサッカー選手、いろんな競技で世界で戦うアスリートたちの活躍を見て、自分自身を奮い立たせています。こうして明るいニュースを日本に届けられることがうれしいです。


そして一番このニュースを伝えたいのは復興地です。「With you Japan(ウィズ・ユー・ジャパン)」という復興地の子どもたちを支援する活動を続けてきました。一度もゴーカートに乗ったことのない小さな女の子が泣いてしまったことがあります。でもあきらめずにやって最後はコースを走りきって完走しました。ゴールした時、彼女は満面の笑みでした。できないと思ったことも誰かが背中を押してやらないとできない。自分でできないことが達成できた時の感動を忘れないでほしい。


信じ続ければ夢はかなうこと。自分でも改めて、そのことを学んだ気がします。そのことを日本の子どもたちに伝えたい。


新たな夢ができました。現在シリーズ3位につけています。9月まで目いっぱい走って、シリーズタイトルを目標にしたいです。



――レースが事故で中断の時に精神統一できる出来事があったと聞きました。


佐藤 単純にいうと昼寝をしたということです。医学的にも証明されていてパワーナップといいます。睡魔に襲われたとき、1分でも2分でも寝ると脳がすっきりするんです。


寝ようと思って寝たわけではないんですが、夢を見ていました。何の夢かは覚えていないんですが、目覚めた時に1コーナーの観客席が見えて、「これはインディ500なんだ」と思いました。


同じ経験は2002年の日本グランプリの予選でもしています。その時もいい結果が出ました。レース前は昼寝に限るかな、と思いました。


■高額賞金はクルーへの記念品と貯金


――インディ500の高い賞金はモチベーションになりましたか。


佐藤 なりましたね。お金のためにやっているのではないですが、リスクを負う分の対価としていただくのがプロ。ただ賞金のためだけに走っているのなら、12年も2位になれば1億円ぐらいの賞金はあったわけで、そこに僕は魅力を感じなかったです。今回は勝った結果として大きな賞金(約2億7千万円)をいただいたので、自分のもらえる分はもらって、納税して、チームのみんなに記念品を贈り、残ったら貯金しようかと思っています。


――終盤、意識してエリオ・カストロネベスを先に行かせたか。


佐藤 それはあります。残り10周ぐらいでマックス・チルトンとエリオがライバルだったのですが、エリオがすごい走りをしていた。トップスピードは僕の車の方が速かったですが、エリオの車は乱気流に強かった。エリオは3度もインディ500を制しているし、僕は一度も彼とトラブルになったことがない。相手はエリオだと決めて思い切り走りました。


■格の高いレース制し、時の人に


――インディ500を勝つことの大きさを感じましたか。


佐藤 改めて北米におけるインディ500の認知度と格というのはすごいと思いました。ゴールした瞬間から僕の体は自分の体ではなくなりました。15~20本ぐらいのインタビューを受け、深夜便でニューヨークに行き、翌日もメディアツアーがありました。新聞はどれも1面でした。町の人もずっとおめでとうと声をかけてくれました。数日後、レストランに入って、デザートを頼んだら、(インディ500の優勝者が飲むことが恒例になっている)ミルクが出てきたんですね。もうミルクはいいや、と思いました。


――シリーズ王者への展望はどうですか。


佐藤 目標にはしていますが、厳しいとは思っています。僕の車が得意としているコースで行われるレースは残りが少ないです。あと1勝か2勝して、コンスタントに5位以内を取れば、可能性はあると思います。ライバルは5台。僕を含めて6人の戦いになると思います。




 

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