第2ラウンド、猛チャージした松山英樹=AFP時事
男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープン選手権は16日、米ウィスコンシン州のエリンヒルズ(パー72)で第2ラウンドがあり、初日2オーバーの82位と出遅れた松山英樹(25)が7バーディー、ノーボギーの65をマークする猛チャージ。優勝争いに加わっての決勝ラウンド進出を確実にした。
首位と9打差から出た世界ランキング4位の松山は、パー5の1番で第2打をグリーン手前まで運び、楽々バーディー。2、4番でもバーディーを奪い、アンダーパーにすると、6番からは3連続バーディーで一気に4アンダーにスコアを伸ばした。
後半に入り、11番で1メートルほどのバーディーパットを外したが、13番では約9メートルのパットを沈めた。結局、7個のバーディーを稼ぎ、通算5アンダーに。ホールアウトした時点で首位と2打差の8位と、初のメジャー大会制覇に向け好位置につけた。
通算2アンダーで終えた宮里優作と小平智も決勝ラウンド進出を確実にした。(森田博志 森田博志)
■苦しんだパットに改善の兆し
「最悪ですよね」。ショットも…