会見でユニホーム姿を披露したポドルスキ選手=6日午後、神戸市中央区、水野義則撮影
J1神戸に加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が6日、来日し、記者会見した。「優勝を目指して、アジア・チャンピオンズリーグの出場権を得るのが目標」と決意を語った。トルコ1部ガラタサライから移籍し、契約は2019年シーズン終了までの2年半。今季は一時、首位に立ったこともあったが、現在11位に低迷する神戸の救世主と、クラブは期待する。
ポドルスキ、VIP待遇で来日 「まるでビートルズ」
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「こんにちは。ポドルスキです。よろしく」。会見での第一声は日本語だった。移籍の理由は「家族会議を開いて決めた。熱烈なオファーを受け、神戸がどんな所かインターネットで調べた」という。
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、アーセナル(イングランド)といったビッグクラブでプレーし、ワールドカップ(W杯)は06年から3大会連続出場。14年ブラジル大会では優勝した。ドイツ代表では10番を背負い、130試合に出場して49得点をあげた。
世界クラスのストライカーに、クラブも異例のVIP待遇を用意した。この日の午前、関西空港に降りてすぐ、チャーター機で関空から神戸空港へ飛んだ。直線距離約23キロで、飛行時間はわずか10分。到着するとレッドカーペットを歩き、集まったサポーターのサインの求めに約30分間、応じ続けた。
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