沖縄尚学高時代の写真を見て笑みを浮かべるソフトバンクの東浜巨投手=王貞治ベースボールミュージアム
第99回全国高校野球選手権の地方大会が本格化している中、福岡市のヤフオクドーム内にある王貞治ベースボールミュージアムで11日、特別展示「鷹(たか)戦士たちの高校時代」が始まった。
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プロ野球福岡ソフトバンクホークスの35選手の高校時代の映像や写真などを展示。甲子園で春夏連覇を果たした松坂大輔投手(横浜高)や島袋洋奨投手(沖縄・興南高)、ワールド・ベースボール・クラシックでも活躍した千賀滉大投手(愛知・蒲郡高)らの当時の活躍ぶりを新聞記事などを交えて紹介している。
この日、沖縄尚学高時代の2008年選抜大会で優勝投手となった東浜巨投手と、大分・楊志館高出身の甲斐拓也捕手がミュージアムを訪問。東浜は「甲子園に出て野球の道が開けた」。甲斐は「甲子園に出られなくて悔しい思いをしたが、もっとがんばらないとと思った」と振り返った。
「高校3年間は普通じゃできない経験ができる。今しかできない。楽しんでほしい」と東浜。甲斐も「この大会のために頑張ってきている。一瞬のために仲間たちと頑張ってほしい」と、それぞれ高校球児に向けてメッセージを送った。
展示は2018年2月28日まで。