山崎育三郎さん=慎芝賢撮影
28日に始まる朝日系のドラマ「あいの結婚相談所」(金曜夜11時15分)に主演する山崎育三郎さん(31)。入会金200万円さえ支払えば条件にピッタリの相手を探し出し、必ず結婚へと導いてくれる「あいの結婚相談所」の所長・藍野真伍を演じる。ドラマ初主演への意気込みや、ミュージカルへの思いなどを聞きました。
歌は日常の一部のよう 山崎育三郎さん
――今作がドラマ初主演となります。オファーが来た時、どう感じられましたか?
いやあ、うれしかったですね。ドラマにチャレンジし始めた頃から、いつか主演っていうところを一つの目標にしてやってきたので。本格的な連ドラは「下町ロケット」の2年前。こんなに早くチャンスをいただけると思っていなかったので、すごく興奮しました。
――ドラマでは歌ったり、踊ったりする場面もあります。最初、台本を読んだ時はどういう印象を受けましたか?
自分がずっとやってみたかったこと。何年も前から、日本のオリジナルのミュージカルドラマのようなものがあったら、いつか挑戦したいとインタビューなど色んな場所で言ってきた。海外では「ララランド」を含めてミュージカルドラマとか、映像の中で歌を歌ってお芝居が進行していく作品が増えている中、日本では、ほぼない。まさに自分がやりたかった作品のスタイルだったので、これは面白いことになるって期待しましたね。
ずっとミュージカルだけでやってきて、ミュージカルの中での夢とか、こういう作品に出たいとかはやってきた。次のステップとして今、映像にチャレンジさせていただく中で、自分がやるとしたら、自分が今までやってきたミュージカルの要素が入った映像作品というのはすごく興味があった。今回はミュージカルドラマではないんですけど、歌あり、踊りありの新感覚ドラマっていうスタイルになってる。新しい挑戦ができる、そのスタートにできる、というのはうれしい。
――ミュージカルのご経験はどういうふうに生かせると思いますか?
お芝居の中で歌うこと、芝居として歌を歌うことをずっと追求してやってきたので、そこはすごくポイントになりますし、ダンスとか、体の使い方とか。実はピアノを弾くシーンもあるんですよ。歌って踊ってピアノを弾いて、全てを出し切らなきゃできないような役。自分が今までやってきたことを全て出すような作品になるので、全力ですね。
――これから撮影が始まります…