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伝統校で初の女子生徒会長 後ろ指さされても、臆せず

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オープンスクールで来校者を案内する堀内妃さん(三田学園提供)


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男性が多数派の学校や職場で、「初めて」に挑む女子高校生たちがいる。小さな一歩かもしれない。でも、性別にとらわれず、思い切って踏み出した彼女たちの思いは――。(三島あずさ、円山史)


男子がLINEで「キスさせろ」 でもブロック難しくて


時子の手紙「自分に書かせて」 佐久間由衣さん情熱貫く


特集「Dear Girls」


男子校として105年前に創立し、共学化して9年目。男女比7対3の私立三田学園高校(兵庫県三田市)2年の堀内妃(ひめ)さん(16)は今年1月、生徒会長に立候補した。


男子が出たら負けるだろうな。選ばれても、男子が女子の私についてきてくれるかな。不安だったが、「学校が大好き。先輩が守ってきた伝統をつないでいきたい」との思いが勝った。結局、ほかに立候補はなく、同校初の女子生徒会長に就任した。


11月にある文化祭の目標に定めた言葉は「Boys and Girls Be Ambitious(少年と少女よ、大志を抱け)」。女子もどんどん前に出て行こう、という思いを込めた。


男子に「カイチョー!」とからかわれたり、ザワザワしていてきちんと話を聞いてもらえず、「女子だから?」と思ったりすることもある。でも、「女子であることを理由にせず、みんなを引っ張っていく姿を見せて、『女子の会長も悪くないな』と思ってもらえるようにしたい」。


女子の生徒会長は、男子生徒が圧倒的に多い工業高校でも誕生している。芝浦工業大学建築工学科4年の斉藤由姫さん(21)は、高2の秋から1年間、山梨県立甲府工業高校(甲府市)で生徒会長を務めた。1917年創立の同校で、女子の会長は初めてだった。


小5の時、自宅のリフォームで、女性建築士の仕事ぶりを見たのがきっかけで、工業高校に進学した。工業高校への進学に、両親や中学の先生は当初「普通高校に行ってから進路を考えればいいのでは」と難色を示したが、建築を学びたいという思いは強かった。


高校は1学年280人で、女子生徒は全体の5~6%ほど(在校当時)。機械や土木など7クラスの中で、女子の割合が最多だった建築のクラスでも、女子は40人中5人という「男社会」だった。


「小中時代は内弁慶だった」が、学校公開で案内してくれた生徒会の先輩に憧れ、1年生で実行委員に。同学年が数人しかおらず、2年生の時、推されて会長になった。


「女子がトップに立つなんておかしい」。そんな声が、OBなどから学校にいくつか寄せられていたのを知ったのは、卒業してからだ。3年生の夏、甲子園の出場経験が何度もある野球部が、夏の県大会で30年ぶりに初戦敗退。「生徒会長が女子だからだ」。そう言われた時は、さすがに「関係ないでしょ」と思ったが、「トップに立てば、何かといろいろ言われるのは仕方ないことかな、と思った」と振り返る。


大学では、大学生協の活動で150人規模の学内組織をまとめ、3年生からは首都圏にある18大学の学生委員会を支援する役職にも就いている。


いま在籍する建築工学科も、女子は少数派。でも、斉藤さんは「高校での生徒会長の経験は、組織運営や、たくさんの男子の前でも臆することなく自分の意見を伝えることにとても役立っている」と話す。


「建築が好き。学校が好き。そういう思いに男女差はない。10代の女の子たちには、性別を意識せず、自分の中の『好き』を大切に、どんどん自分を出していってほしいです」


いずれは地元に戻り、建築設計競技に打ち込んだ高校時代の仲間たちと、県産材を活用した建物をつくりたい。そんな夢を描いている。


■インターンシップを直談判


自分の進路について考えるため、インターンシップの受け入れを会社に直談判した女子高校生もいる。


私立青稜高校(東京都品川区)3年の青山奈々美さん(18)は、幼い頃から捨てられる食品が気がかりだった。「需要にあった製造販売ができていないのでは」と思い、大学で物流を学びたいと考えた。そのためにも、実際に職場の様子を見てみたかった。


ネット検索で見つけたのが、物流会社の秋元運輸倉庫(港区)。昨年末、インターンシップに参加したい、とメールを送った。


青稜高では、学校単位で生徒らがインターンシップを体験するプログラムはない。でも、「自分が興味を持ったことを大事にしたいと思った」


同社マネジャーの坂田良平さん(47)によると、「高校生個人での申し込みは前代未聞」だという。


メールのやりとりを重ね、インターンシップは今年4月に実現した。春休み中の3日間、同社の倉庫で車用品の梱包(こんぽう)を体験。取引先の化学工業メーカーも訪れた。秋元運輸倉庫の女性ドライバーが運転するトラックに同乗し、運転手の点呼にも立ち会った。


「想像より多くのニーズにこたえていることに驚いた」と青山さん。物流に携わりたいという思いは、さらに強くなった。


一方、現場で働く女性の少なさも実感した。同社の社員約170人のうち、女性は9人。「女性の間で、物流の仕事の認知度をもっと高められたらいい」


目標は、少ない人手で多様なニーズに応えられる物流システムを構築すること。流通と情報工学を学べる大学を選ぶつもりだ。



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