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「残念なイケメン」として、6秒動画の再生回数が5億回を超えるモデル・タレントの森祐介さん。選挙には一度も行ったことはありませんが、上京してから意識も変わりつつあります。
インフルエンサーに聞く選挙
――選挙や政治で注目している点は?
正直なところ無いですね。メディアを通して入ってくる情報が自分たちに関わりがあるという実感を持てなかったんです。
森祐介鹿児島県生まれ。福岡市で会社員だった2013年末からSNSに動画を投稿し、端正な容姿と逆の変顔で「残念なイケメン」として人気に。6秒動画の再生回数は5億回を超える。昨秋に上京し、タレントとして本格活動を始めた。
タレント・モデルの森祐介さん=早坂元興撮影
――投票に行く人はどんな基準で1票を投じればいいのでしょうか。
僕が選挙に行ったことがないもんですから……。自分だったらどうするのかと考えると、その人が何を言っているのかで判断すると思うんです。ただ、多くの人が言っていることが若者にはそこまで影響が無い感じがするんですよね。例えば、結婚していなかったり、子どもがいなかったりしたら関係ないことだったり。やっぱり実感が湧かないので、選ぶとなると難しいですね。
――消費税の増税などは身近な問題ですよね。
すごく身近なんですけれども……。選挙で自分の1票が政治に反映されることは分かっています。ただ、投票に行くカロリーと目の前のアルバイトや仕事など自分に直接利益になるものを天秤(てんびん)に掛けた時にやっぱり直接利益になる方を削ってまで選挙に時間を使うかというと、迷いがありました。
――今回の選挙や政治に求めることは?
いま、ウェブ選挙が主流になってきて、政治家もツイッターやフェイスブックで発信し、情報に触れる機会が増えたことはいいことです。ただ、投票に行くカロリーというものがすごく大きくて、ウェブ投票を早く導入して欲しいですね。
――ウェブ投票だったら、投票するんですか。
すると思います。
動画で注目されてきた森さん。ネット選挙が解禁されて一定の時間が経ちましたが、選挙で人気を集める動画をつくるコツはあるのでしょうか。森さんならではのアイデアを続けて語ります。
――選挙に関心はゼロでは…