女子SPで演技する宮原知子=遠藤啓生撮影
ノーミスで演技を終えると、記者ゾーンでは拍手が起き、ため息すら漏れた。
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フィギュア特集 Kiss and Cry
名古屋市で開かれているフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで8日、女子ショートプログラム(SP)で3位発進した宮原知子(関大)のインタビューに、報道陣が満員電車のように押し詰めた。宮原の一問一答は次の通り。
――演技が終わった後のほっとした表情が印象的でした。
「1番目だったので、すごく緊張するなと想定してずっと考えていたんですけど、落ち着いて滑れたのでよかったです」
――演技自体はどうでしたか。スコアも74・61と自己ベストに近かったですが。
「スケートアメリカよりもジャンプはよかったと思えるところが多かった。点数も伸びてよかったです」
――自分がイメージしていた点数と比べてどうでしたか?
「もう一度70点台が出せたら、ノーミスでできたら出せるだろうと思っていたんですけど、ノーミスでできてよかったです」
――自分の中で積み上がってきたものはありますか?
「もっと練習しなければいけないことはたくさんあるんですけど、今の自分の中ではこの大会でいいものが出せたので、明日のフリーはレベルアップできるように頑張ります」
――急きょ出場が決まったGPファイナルですが、いかがでしたか?
「最初からファイナルに出るつもりはなくて、とにかく1シーズン、徐々に調子を上げていこうと考えていたので、せっかくここに来たので頑張ろうという気持ちで、今日も、明日も」
――キス・アンド・クライで浜…