吉田がゴール 日本4―0タイ サッカー・W杯アジア最終予選
2018年は、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の年だ。6大会連続6回目の出場を決めた日本の守備を束ねるのが、DF吉田麻也(29)。日本代表で唯一、最終予選全戦に先発フル出場した吉田が代表、W杯への思いを語った。
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サッカーは何が起きるかわからない、「まさか」があるスポーツです。今年6月に開幕するW杯ロシア大会で、日本代表はそれを起こせる、と思っています。
自分がプレーするイングランド1部リーグで一昨年、その奇跡を目の当たりにしました。岡崎慎司選手が所属するレスターです。世界のトップレベルの選手がいるマンチェスター・シティーなどと比べると、つい最近まで2部にいたレスターは個々の選手の力が劣る。でも、全員がやるべきことをしっかり理解して忠実にこなしてきたから、クラブ創設132年で初めての優勝ができたんです。
日本代表にも出来ないはずがない。W杯でサプライズを起こせば、日本だけでなく、アジアのサッカーにとってもプラスになると思っています。
29歳になりましたが、僕自身…