卓球の全日本選手権は18日、東京体育館で2年半後の東京五輪で初採用が決まった混合ダブルスの準決勝があり、昨年の世界選手権の同種目で日本勢48年ぶりの金メダルを獲得した吉村真晴(名古屋ダイハツ)、石川佳純(全農)組が軽部隆介(シチズン時計)、松本優希(サンリツ)組に1―3で敗れた。
吉村、石川組は第1ゲームは11―9で先取したが、石川は「徐々にミスが多くなって弱気になった」。第2ゲーム、第3ゲームはともに6―11で落とした。3回戦ではマッチポイントを握られながらも逆転したが、この日は修正できず、第4ゲームを3―11で失うと、2人は肩を落とした。吉村は「自分が決定打を打てなかった」と悔やんだ。
準決勝のもう1試合は、森薗政崇(明大)、伊藤美誠(スターツ)組が、大島祐哉(木下グループ)、早田ひな(日本生命)組を3―0で破った。
決勝では、森薗、伊藤組が軽部…