龍谷大(京都市伏見区)と奈良教育大(奈良市)、福山市立大(広島県福山市)の3大学は27日、大学入試で出題ミスがあったと発表した。いずれも合格発表前だったため、合否への影響はなかった。
龍谷大は一般入試(B日程)の生物と世界史で出題ミス。農学部を志望する126人が受験した生物の選択式の問題で選択肢七つのうち二つが同じだった。試験中に受験生が気づいて指摘した。世界史では設問中の地図の説明に誤りがあった。
奈良教育大は一般入試(前期)の数学教育専修の受験生55人が受けた数学で、解答不能な設問が一つ見つかった。福山市立大は全学部共通の一般入試(前期)の総合問題で出題内容が間違っており、該当する設問は全受験者を正解にした。