竹野内豊さん=篠田英美撮影
30日夜9時放送のドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」(テレ東系)に主演する竹野内豊さん(47)。新聞記者の関口豪太郎を演じます。女児誘拐未遂事件が発生し、7年前のある事件との関連性を豪太郎は疑います。上司が取り合わない中、命に関わる問題だと、取材を続行する、正義感の強い人物です。
年齢を重ねても「腹の底には信念を」 竹野内豊さん
都会的な印象のある竹野内さんですが、そのイメージとは異なる役にも挑戦していきたいと話します。
――役作りはあまりされないんですよね。
自分がそこで感じて何が出てくるか。その時々の気持ちをすごく大事にしたいと心がけています。
もちろん何も考えていないわけじゃないんですけど、現場に入るとまったく自分が思ってもいない役柄になったりすることもあるので、あんまり役作りは意識しないようにしているんです。肉体を太ったりとか痩せたりとかを求められたら、それは頑張らないといけないですけどね。
――今回、関口豪太郎という役に引かれた点は。
正直に生きている、保身に走るわけでもなく、信念を貫いて生きているさまは、すばらしいなと思います。自分は、信念を貫くだけじゃなくて、貫かない方がいいのかなと思う時もある。年取ってくると色々ありますからね。でも、正直に生きたいなって思っているので、そういう所は豪太郎と共通する所はあるのかなと思いました。
――「信念を貫かない方がいい…