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甲子園、ブラバン強豪も熱戦 各校が独自の工夫で応援

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-4-2 14:44:08  点击:  切换到繁體中文

 

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息の合った演奏をする大阪桐蔭の吹奏楽部員ら=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場


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さながら甲子園定期演奏会――。第90回記念選抜高校野球大会は、残すところ3日からの準決勝、決勝の3試合。数々のドラマが生まれた時、そこには吹奏楽の音色が響いていた。大編成の一体感、熱のこもった「魔曲」。熱戦はアルプス席でも繰り広げられている。


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1日の準々決勝第2試合。五回裏5点を追う智弁和歌山の攻撃で「魔曲」が流れた。チャンステーマ「JOCK ROCK(ジョックロック)」。2000年夏に全国制覇した際などに大量点を演出したとの評判で、この回も異名通り4点を奪った。対戦した創成館(長崎)の川原陸投手(3年)は「迫力があって投げにくかった」という。


実は智弁和歌山は6年ぶりの新曲「ミラクルショット」も準備。ニュース番組のテーマ曲を岡村直樹部長(2年)がアレンジしたものだ。この曲が流れた九回裏に2点差を追いついて延長に突入すると、1点を追う十回裏もこの曲を選択し、逆転サヨナラ勝ち。新たな「魔曲」に名乗りを上げた。智弁和歌山の文元洸成主将(3年)は「苦しい場面が何度もあったが、応援の力ってこれほど力になるんだと実感した」。ジョックロックを編曲した吉本英治教頭(63)は「新旧『魔曲』で勢いに乗って準決勝も勝って欲しい」と話す。


創成館の34人の吹奏楽部もアップテンポな演奏で選手をもり立てた。定番曲でも他のチームとは一風変わった速いリズムが特徴。奥田修史(なおふみ)校長(46)は「速いほうがノリやすいでしょ」。選手からも「プレーものってくる」と好評だという。


「ローカル色」も出した。地元のわらべ歌「でんでらりゅうば」を演奏し、応援団が熱唱。野球部の荒木飛翔(つばさ)君(3年)は「小さい頃に歌ったり、歌に合わせて踊ったりしていた曲を甲子園で歌えてうれしい」と話す。学校には「久しぶりに聞けて懐かしかった」という電話がかかってきたこともあるという。


野球部も吹奏楽部も強豪の学校は少なくない。選抜連覇を狙う大阪桐蔭の吹奏楽部は全日本コンクールなどで何度も金賞を受賞。アルプス席の部員約170人の中には、さっそく新1年生の姿もあった。「アフリカンシンフォニー」などの定番から、今年公開のミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の劇中曲など20曲弱を披露。杦村(すぎむら)優希さん(1年)は中学の卒業式翌日から練習に参加し、開幕までに覚えた。「ずっとテレビで応援していた甲子園。練習は大変やけどそれ以上に楽しい」。年間約80公演をこなす中、甲子園での応援に憧れて入部する部員もいるという。


甲子園では楽器を演奏しないパートの部員も曲目のパネルを掲げるなど役割を担う。コントラバスの田中陵君(3年)は、打席ごとに演奏曲と結果をメモ。安打が出ていないと、演奏曲目を突然変えることもある。前田梨緒部長(3年)は「コンクールでも甲子園でも目指している音は同じ。野球部の諦めないプレーにいつも刺激をもらうので、応援で返せるように演奏したい」と話す。


東海大相模(神奈川)の吹奏楽部も強豪だ。1日のアルプス席には約80人。選抜出場が決まってから作った選手と同様の青い縦じまのユニホームを着たドラムメジャーの小川野乃花さん(3年)は「全員おそろいで一体感があります」。自分のパートの楽器を演奏しない部員6人はタンバリンを担当し、曲に合わせて頭上で鳴らしたり、ウェーブをしたり。約20曲の振りつけを考えた。山内彩乃さん(3年)は「野球応援をずっとしたかったから、選手たちに届いている感じがしてうれしい」と話す。


一方、春夏通算37回の出場を誇る明徳義塾(高知)は、マーチングバンド部が小所帯のため、知人のつてなどをたどって球場周辺の市民らが演奏に参加している。サヨナラで惜敗した3月30日の3回戦では演奏した約50人のうち、約40人は「応援組」。ほとんどがOBでも顔見知りでもない。


初参加で高知市出身の西内宝幸さん(68)=大阪府豊中市=も同校とは無関係だが、メロフォンを吹いた。「もともと甲子園で演奏したかった。やっぱり気持ちいい」。同部の角原南々帆部長(3年)は「知り合いじゃないけど徐々に一体感が出てきて、それが楽しい」と話していた。


4強、それぞれに特徴


「高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究」などの著作がある梅津有希子さん(42)の話 吹奏楽は観客も巻き込んでアルプス席が一体となって応援できる雰囲気を作っている。最近は定番の「サンバ・デ・ジャネイロ」に「あげあげホイホイ」というかけ声を付けるのがはやっているが、SNSの普及で新曲が広がるのが早い。一方で「サウスポー」など高校生が生まれる前の曲も演奏され、その混在も魅力だ。


準決勝で戦う4強は演奏にもそれぞれ特徴がある。昔ながらの応援歌を守る東海大相模に、新しい魔曲が誕生しそうな智弁和歌山。大阪桐蔭は演奏技術が飛び抜けて高く、三重にはホイッスルを吹く「サンバ」がある。各校の独自性にも注目してほしい。(田中瞳子、阿部健祐、国方萌乃)




 

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