鈴木京香さん=遠崎智宏撮影
テレビ朝日系で19日に始まる連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(木曜夜9時)に出演する鈴木京香さん。犯人らが書いた文書から事件の真相に迫る“文字フェチ”の刑事を演じるが、自身と共通する部分があるという。それは「こじらせ女子的なところ」……。その真意は?
「端から見たら私も変人」鈴木京香さんが夢中になるもの
――役が決まったとき、「難しい役どころ」とコメントされています。どの点が難しい?
演じる鳴海理沙は、警察でキャリアを持ちながら、人が嫌いで、ちょっと浮世離れしています。だからこそ、実際に血の通ったリアリティーのある女性として演じていくのは難しいと感じました。演じる上で、先に与えられたキャラクターの個性ばかりを考えてしまうと、リアリティーがなくなってしまうでしょうし、「現実にこういう人はいるね」というところを目指してやらないと、こういうフィクションは面白くならないんじゃないかなと。
――捜査する現場にも行かない。
あまり行かないんですよ(笑い)。でも、先々どうなっていくか、「お楽しみに」といったところですね。波瑠ちゃん演じる矢代朋に影響されてか、もしくは放っておけない気持ちになってか、出無精だけど少しずつ出ては行くと思います。ただ、今の段階ではまったくそういうことに興味がない。
――“文字フェチ”という役ど…