岡山市が作った梅毒などの無料検査の受診を呼びかける啓発カード
岡山県外の店舗型風俗店で働く岡山市の女性(22)は昨秋、梅毒に感染していることがわかった。
梅毒患者が急増 HIVとの重複感染も検査を
最初に体の異変に気付いたのは接客の最中。座って男性客と話している時に、足の裏に色の薄いほくろのような発疹ができているのを見つけた。かゆみも痛みもなく、「なんだろう」と不思議に思った。
その後、毎月の性病検査で梅毒の感染が分かった。「死んじゃうの?」と不安になったが、医師から「大丈夫。薬で治せる」と言われほっとした。店を辞め、薬を飲み続けて約2カ月で症状は治まったが、治療中に発疹が腕や背中にまで広がり、「ぞっとした」という。「借金がある子だと1、2カ月も仕事を休めない。自分は休める環境で助かった」と振り返る。
当時働いていた店では客にコン…