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ロッテの名物ウグイス嬢、1700試合担当 28季目で

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ロッテの主催試合での場内アナウンスが1700試合に到達した谷保さん(球団提供)


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プロ野球・ロッテの主催試合で場内アナウンスを担当する谷保(たにほ)恵美さん(52)。18日のソフトバンク戦(ゾゾマリンスタジアム)で、1軍公式戦担当試合数が通算1700試合に到達した。


谷保さんの場内アナウンス1軍デビューは1991年8月9日の日本ハム戦(川崎球場)。「サブローーー」など、語尾を伸ばすアナウンスに特徴があり、今ではすっかり球場の名物になっている。この日も、先発メンバーを知らせる伸びやかな声を響かせた。


節目の試合を迎え、谷保さんは「入社2年目から場内アナウンスの仕事をさせていただき今年で28シーズン目。日々、体調管理に気をつけながら、ここまでたどり着くことができたと思います」としみじみ。


さらに、「色々な方から『おめでとうございます』と言っていただき、本当にうれしかったです。ここまで来られたのもファンの皆様、そして周りの皆様方の支えがあったからだと思っています。これからも感謝の気持ちを込めて元気よく声を出していきます」と球団を通じてコメントした。


試合は3―2で勝利。お立ち台で、4勝目を挙げたエースの涌井秀章が「きょうは谷保さんの1700試合の日。絶対に勝ちたいと思っていた」と言うと、放送席で照れ臭そうに頭を下げた。


北海道出身で、高校では父が監督の野球部でマネジャーだった。「野球にかかわる仕事がしたい」と、この仕事を目指したという。


場内アナウンスの連続試合担当も1494試合となった。予定通りいけば、6月1日の広島戦で1500試合連続の「快挙達成」となる。(山口裕起)



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