今季の新体制発表会で「奪還」のスローガンを発表するガ大阪の山内隆司社長=2018年1月20日
J1で18チーム中16位に沈むガンバ大阪の山内隆司社長は11日、ホームページ上に「ガンバ大阪を愛するすべての皆様へ」と題し、異例の声明文を発表した。成績が低迷することへの謝罪と、ロシア・ワールドカップ(W杯)に伴う中断期間での立て直しについて言及している。クラブはセレッソ大阪の元日本代表FW柿谷曜一朗(28)の今夏での獲得へ向け、正式オファーを出している。全文は以下の通り。(原文のまま)
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日頃からガンバ大阪に熱いご声援いただき、誠にありがとうございます。
2018シーズンは新監督としてレヴィークルピ監督を招聘(しょうへい)し、「奪還」というスローガンを掲げて、“アグレッシブにゴールを奪う”魅力的なサッカーを復活させ、タイトルを奪い返すことを目指し今シーズンに臨みました。
しかし、明治安田生命J1リーグ戦は15節終了時点で4勝3分8敗(勝点15)の16位というふがいない結果になっており、皆様の期待を大きく裏切ることとなり、大変申し訳ございません。また、2018YBCルヴァンカップこそノックアウトステージ進出をすることが出来ましたが、天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会は2回戦敗退という屈辱的な結果に終わりました。
この前半戦の結果を真摯(しんし)に受け止め、今まで以上にクラブが一丸となってクルピ監督率いるチームを支え、この中断期間をチーム立て直しの大きなチャンスととらえ、チーム戦力が向上するためのあらゆる手段を講じることで、Jリーグの再開後は一戦一戦トーナメントのつもりで集中して戦い、一つずつ勝点を積み重ねて参ります。
これからも引き続き熱いご声援いただきたく、宜しくお願い申し上げます。
株式会社ガンバ大阪 代表取締役社長 山内隆司