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川島永嗣、森走った「ニート」の日々 3度目のW杯

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-6-19 20:49:52  点击:  切换到繁體中文

 

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コロンビア戦を前にアップするGK川島永嗣=長島一浩撮影


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サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表のGK川島永嗣(35)=仏・メッス=が19日、1次リーグH組初戦のコロンビア戦でピッチに立てば、日本のGKで初めてW杯で3大会連続のプレーとなる。この4年のうちには所属クラブがない時期もあり、代表から一時離れたが、今大会の代表最年長は、はい上がってきた。


2010年にJ1川崎からベルギーのリールスへ移籍してから8シーズン、欧州各リーグでプレーを続ける。英語やフランス語など数カ国語を話し、今大会も海外メディアから取材を受けている。


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華麗な経歴に思えるが、その道は泥臭く切り開いてきた。川島はこの4年を「苦しい時間の方が長かった」と振り返る。


15年夏にベルギー・リエージュを退団後、5カ月ほど所属先がなかった。その間は森を走り、自分で練習施設を探し、イタリアのクラブに連絡して練習参加の許可を取るなどした。16年に加入したメッスでは控えの「第3GK」からのスタートだった。当時は旧知のトレーナーにもその心境は大ぴっらにしなかったが、「結果を示すしかない。ニートだったから。チームがないどん底の状況を味わったから、何があっても大丈夫。自分がやりたかった欧州の5大リーグでチャレンジできる環境がある」と後に話したという。そしてメッスでも徐々に出場機会を増やし、代表でもポジションを奪い返した。


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代表最年長として挑む今大会、初出場の10年のW杯南アフリカ大会で同じメンバーだった2人の先輩にも思いをはせている。長らく代表のゴールマウスを支えた川口能活(42)=J3相模原=と楢崎正剛(42)=J1名古屋=だ。南アフリカ大会で年長者の2人は川島の控えに回ったが、チームを引っ張っていた。献身的な2人を見てきた川島は言う。「2人の偉大さは常に感じているし、自分も下の世代に刺激になるような存在になっていかないといけない」と語る。


3度目のW杯。「W杯は毎回一生に一回だと思っている。W杯はあっという間に終わってしまう。一瞬一瞬をつかみ取りたい」。川島らしく正々堂々とこのW杯もゴールを守る。(サランスク=堤之剛)




 

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