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原辰徳さん・川上憲伸さん…地方大会始球式にプロ続々

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-6-26 14:57:30  点击:  切换到繁體中文

 

第100回全国高校野球選手権記念大会の56代表を決める地方大会が23日に南・北北海道と沖縄で開幕した。今後、各地で始まる地方大会の開幕試合の始球式には、かつて甲子園での活躍を目指した地元ゆかりの元球児も相次ぎ登場。節目の大会を盛り上げる。


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7月7日開幕の茨城大会の始球式には、巨人や横浜で活躍し、現在は野球日本代表U12チームの監督を務める仁志敏久さん(46)=常総学院出身=が登場する。


仁志さんは甲子園に1987年から3年連続出場。2年時には開幕試合で、浩宮さま(現皇太子さま)による始球式が行われた際に打席に立った。仁志さんは今回、始球式のマウンドに立つことについて、「あの時は非常に緊張したが、平常心で投げたい。高校生の時から応援してくれている茨城の方たちへの恩返しになれば」と語る。


仁志さんは、2015年に鬼怒川が氾濫(はんらん)し、グラウンドが水没した学校に野球道具を寄付するなど地元の野球への支援活動を続けている。県高野連は「仁志さんの野球と郷土への愛情を感じている」という。


同じく7日、京セラドーム大阪で開幕する南・北大阪大会の始球式は、広島や米・大リーグで活躍し16年に引退した黒田博樹さん(43)=上宮出身=が務める。府高野連は昨年12月に黒田さんに始球式の投手を打診。黒田さんは「光栄なこと。ぜひ参加したい」と快く応じたという。府高野連は「黒田さんは大阪大会で敗れて甲子園の土は踏めなかったが、努力を続けて世界に羽ばたいた。球児たちに大きな夢をもって欲しい」と期待する。


翌8日開幕の南・北神奈川大会の始球式は、元中日でプロ野球最年長登板記録を持つ山本昌さん(52)=日大藤沢出身=がマウンドに立ち、打席には巨人で通算12年監督を務めた原辰徳さん(59)=東海大相模出身=が入る。県高野連は「球児たちの模範となる先輩が快く引き受けてくれた。100回の記念にふさわしい始球式になる」。


そのほか、6月30日には東・西愛知大会で1966年に史上2校目の春夏連覇を達成したときの中京商(現・中京大中京)エースで、元近鉄投手の加藤英夫さん(70)が登板。7月6日開幕の岩手大会では楽天で現役で活躍する銀次選手(30)が投げる。


いずれも同7日開幕の京都大会には元阪神の桧山進次郎さん(48)=平安出身=、徳島大会には元中日の川上憲伸さん(43)=徳島商出身=が登場する。


鹿児島大会では元巨人の定岡正二さん(61)が務める。定岡さんは鹿児島実OBで、野球部が今年100周年を迎えることから、依頼することになった。打診された定岡さんは「僕でいいんですか?」と驚いていたという。(高橋大作)



 

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