(22日、高校野球青森大会決勝 八戸学院光星6―4弘前学院聖愛)
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八戸学院光星の仲井監督が「あれがでかかった」と振り返ったのは、4―1の六回に7番の下山が放った左越えソロ本塁打。八回に2点差に迫られた展開で、貴重な一撃になった。
地元の弘前出身の2年生。小学生の頃、前身の光星学院で主力だった北條(阪神)と田村(ロッテ)に写真を撮ってもらい、光星のユニホームに憧れた。関東や関西からも部員が入る強豪校で、部員118人の競争を勝ち抜きベンチ入り。「3年生と長い夏を過ごしたい」と甲子園での奮闘を誓った。
「打ち勝つ」をテーマに掲げた今年のチーム。新たに体幹の強化に取り組み、青森大会では5試合で計46得点の破壊力を発揮。下位打線にも力がある。(波戸健一)