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監督も知らなかった 主将から主将へ、つながる特別な品

青森県・八戸学院光星の主将、武岡龍世君(3年)の寮の部屋の壁には、特別な帽子が掛けられている。


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白いメッシュ地のキャップの正面の部分には、マジックの手書きで「CHONAN→TAKEOKA」。その下にも歴代の主将の名前や言葉が並び、矢印でつながっている。


帽子のつばの先端に近いところには、2012年に主将を務めた田村龍弘選手(現千葉ロッテマリーンズ)の名前。「キャプテンキャップ」は、そこから始まって主将から主将へと代々引き継がれてきたようだ。


他の部員に隠すつもりはないものの、部員たちの前で引き継いだわけではないためか、「あまり他の部員は知らないと思う」と武岡君。主将から主将へとひそかに受け継がれてきたキャップは、今春の卒業式の日、前主将の長南佳洋選手(現明大)から武岡君に手渡された。


武岡君にとって、長南選手は1年生のころにフォームを修正してもらった「バッティングの師」であり、昨夏の甲子園で共にプレーしたチームメートでもある。「つらいこともあると思うけど、チームで勝てるように、がんばれよ」と後を託された。キャップに連なる名をまじまじと見つめ、「ここに自分の名前が残っていくというのはすごいこと」と武岡君は言う。


空き時間は徹底して練習し、部員たちからは「いつ自主練に行っても必ず先にいる」と言われるほどの練習の虫。目標は、甲子園に出て活躍し、プロ野球選手になることだ。自身が卒業した後、帽子に残る自分の名を見た後輩に「まじめで一生懸命な先輩だったと言われたい」と言う。


長年チームを率いる仲井宗基監督も、帽子の存在は今回の取材で初めて知ったという。「キャプテンキャップ」を引き継いで最後の夏に挑む武岡君には、「グラウンドをぱっと見て、あれが武岡や、とわかるようなスターになってほしい」と期待をこめた。(吉備彩日)


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