顔に日差し、パンの気分…五輪マラソンコースを走ったら——贯通日本资讯频道
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顔に日差し、パンの気分…五輪マラソンコースを走ったら

2年後のきょう、8月2日に、東京五輪の女子マラソンが行われる。日本列島は連日、猛烈な暑さに覆われているが、その中で走るのはどれぐらい過酷なのか。スタート時刻の午前7時に合わせて、実際のコースを10キロ走ってみた。


「太陽ぎらぎら」瀬古さんと巡る東京五輪マラソンコース


午前7時。気温31度、湿度65%。建設が進む新国立競技場の前に立った。競技場の門の中に次々と消えていく建設作業員とすれ違いながらのスタートとなった。


昨年春に一念発起して走り始めてまだ1年余の43歳。初のフルマラソンとなった今年4月の長野マラソンは、3時間44分台で完走した。月に100~150キロほど走る市民ランナーだ。


最初の数キロは下り坂が多く、足取りは軽い。都心に林立するビルの日陰に助けられ、30度超のわりには体感温度は低い。だが靖国通りに入ってJR市ケ谷駅をすぎるとビルが作り出す恩恵は消えた。空高くから直接降り注ぐ日差しが、顔全体に襲いかかる。トースターの中のパンになったような気持ちになる。


途中で車道が白っぽい色に変わった。路面に赤外線を反射する特殊な塗料を塗る「遮熱性舗装」がなされた区間だ。東京都道路管理部によると、「表面温度は最大で8度下がる」。本番で選手たちは車道を走るが、市民ランナーは残念ながら歩道を走るしかなく、効果は体感できなかった。


ただ、朝のこの時間はまだ路面…


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