バスケットボールの豪州NBLブリスベン・ブレッツへの移籍が決まった日本代表・比江島慎が3日、東京都内で記者会見を開き、「自分が失敗したら、次(の人のチャンス)はないというプレッシャー、責任がある。最後のチャンス。世界で戦えるように成長したい」と決意を語った。
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関係者によると、比江島は国内選手と同じ扱いを受けるアジア枠がある豪州リーグを狙い、売り込みをかけた。6月のワールドカップアジア1次予選豪州戦での活躍もあり、移籍が決まったという。比江島は米国でプレーする渡辺雄太や八村塁を例に挙げ、「下の世代が世界で活躍するのを見て刺激を受けた。自分のポジションの選手も海外に行かないといけないと思った」と語る。一方で、自炊や語学には不安がある様子だ。「不安は私生活。そこだけです」