北海道胆振地方を震源とする地震の発生を受け、厚生労働省は6日午前、省内で災害対策本部を開き、加藤勝信厚労相は「人命救助を最優先し、DMAT(災害派遣医療チーム)を最大限派遣する」と述べた。複数の病院で停電となっているが、「自家発電装置による対応ができている」という。
【災害INFO】地震が起きたときに役立つ情報など
北海道で震度6強、道内の被害状況は
厚労省によると、午前9時現在で、道内では23災害拠点病院を含む82病院で停電。また、停電や水道管の破損で札幌市など16市町2239戸で断水が生じている。1災害拠点病院を含む14病院でも水が使えない状況になっており、加藤厚労相は「速やかに応急給水を実施するとともに早期復旧に全力を挙げる」としている。