ヤフーは20日、不正に広告費をだまし取る「アドフラウド(広告詐欺)」への対策として、広告を配信する際に使う「サプライサイドプラットフォーム」(SSP)と呼ばれるソフトの使用を21日から一時中止すると発表した。
SSPは広告枠と広告主をマッチングさせるためのソフト。ヤフーは現在、約50社のSSPと契約しており、SSPを使って自社サイトのほか、他社のサイトにも広告を配信している。
契約先のSSPを一斉に調査し、問題がないと確認できたサイトから順次、広告配信を再開する。他の方法による広告配信もあるため、ヤフーのサイト上などで広告が表示されなくなるといった問題は起きないという。
SSPを悪用して、サイトを訪…