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マイムで表現する五輪の光と影 想像力で思いはせて

言葉を使わず、身ぶりや表情で表現するマイム(無言劇)の新作舞台「オリンピアの夢」が10月6、7日、兵庫県尼崎市南塚口町3丁目のピッコロシアターで上演される。関西を拠点に活動する「いいむろなおきマイムカンパニー」の10人が出演。主宰のいいむろは「東京五輪を控え、古代オリンピックから近代五輪に至った流れを見つめる作品。セリフがないマイムだけに、想像力で古代に思いをはせてほしい」と語る。


古代ギリシャで4年に1度休戦して開かれ、1200年間続いた古代オリンピックと、約1500年の時を経て19世紀にフランスのクーベルタン男爵が提唱して始まった近代五輪。戦争と平和、戦士から選手へという歴史を踏まえ、オリンピックの光と影に焦点を当てる。


「言葉の壁を越え、いろんな世代に楽しんでもらいたい。受け取ってほしい部分はしっかり強調しているので、マイムって難しいのではと思う方にも気軽に来てほしい」といいむろ。


公演の開演時間は6日が午後7時、7日が同2時。全席指定で一般3千円、中高生2千円、小学生500円。同シアター(06・6426・1940)。(高宮正尚)


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