雪組男役の綾凰華(あやおうか)が、「オペラ座の怪人」を元にしたミュージカル「ファントム」の新人公演で主演を務める。「最後の新人公演なので、身を引き締めています。(入団から)7年間の集大成をお届けできたら」と目を輝かせる。 兵庫県宝塚市生まれ。4歳からバレエを学び、歌劇好きの母と祖母の影響でタカラジェンヌを志した。2012年に入団、昨夏に星組から雪組に組替えした。 新人公演でトップ望海風斗(のぞみふうと)の役を務めるのは今回が3度目。ただ、過去2回は舞台を楽しむ余裕がなかったという。「今回は精いっぱい取り組んだ上で、楽しみたい」と話す。 望海からは化粧やセリフの言い方など、常にこまやかな助言をもらってきた。「余すことなく教えていただき、幸せを感じています。稽古あるのみです」 今回、オペラ座の地下に潜む怪人・ファントムを演じる。「子どものまま大人になったような印象。でも、子どもっぽくはしたくない。そこが難しい」。小説や映画に触れて役のイメージをふくらませ、「心が温かくて優しい人なんじゃないかなとも思う。絶望の中で懸命に生きている姿を表現できたら」と話す。 以前は休日も公演のことばかり考えていたが、最近はオンオフの切り替えができるようになってきた。「煮詰まっていた約3年前、気分転換をしたいと思って料理を始めました。この間はグラタンを。作っているとき、すごく無心になれるんです」(杢田光) |
「懸命に生きるファントム、表現したい」 宝塚・綾凰華
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
海老蔵さん、急性咽頭炎で舞台休演 復帰は未定
「王様と私」凱旋、渡辺謙「日本でやる期待感大きい」
湿っぽい別れは似合わない 紅ゆずる退団へ「私らしく」
「どこかMなのかな」向井理さん 生々しい世界観に挑む
元星組トップ湖月わたるが婚活? 虚実入り交じる舞台
「宝塚に恋し続け17年」月組美弥るりか、本拠地に別れ
イッセー尾形さんが語る一人芝居 創作の秘密
「東京の噺もやる」小文枝襲名のきん枝、朝日新聞社訪問
花組トップ明日海りおがカサノヴァ 曲は全て書き下ろし
年齢とともに「変化楽しむ」 吉田羊さんがなりたい人は
「新派」誕生130年 大阪松竹座で新作公演
「米朝師匠の空気伝える」 桂千朝、20日独演会
師匠・鶴瓶のスタイルで 笑福亭鉄瓶、10月独演会
大川興業が暗闇演劇「イヤホン」10月12~14日神戸
「きん枝」最後の独演会、3日連続で 来春「小文枝」に
マイムで表現する五輪の光と影 想像力で思いはせて
「四天王」の得意ネタ3席 桂塩鯛が独演会
中川晃教が「天使の歌声」 舞台フォー・シーズンズ
いびつなのに切れない家族 ハイバイ「て」再演
日本伝統のマジック「手妻」、最高傑作を大阪で披露へ
誰が黄門様!? ハチャメチャ舞台も「コロッケだから」
初心者向け上方舞 31回目、今年も若佐紀教室
坂東竹之助、初の自主公演 師匠・竹三郎の背中追って
バルナ国際バレエ、日本の4人が受賞へ
「キュリオス」大阪公演にエール 篠原涼子










