ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は1日、ドイツのガルミッシュパルテンキルヘンで伝統のジャンプ週間第2戦を兼ねた個人第9戦(HS142メートル、K点125メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が136・5メートルと133メートルを飛び、合計266・6点で優勝した。W杯で初の3連勝とし、シーズン6勝は1998~99年の葛西紀明(土屋ホーム)に並ぶ日本男子最多。
小林陵はジャンプ週間2連勝とし、97~98年の船木和喜以来、日本勢2人目の総合優勝へ大きく前進した。
小林潤志郎(雪印メグミルク)は5位、伊東大貴(同)は12位、佐藤幸椰(同)は17位、中村直幹(東海大)は26位。46歳の葛西は2回目に進めず32位だった。
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小林陵侑「すごく緊張した。ジャンプ週間2連勝は出来過ぎ。いいジャンプがずっとできている。新年のいいスタートが切れたので、今後も頑張りたい。」(時事)