サッカーのアジア杯で、日本(世界ランキング50位)は13日、アブダビである1次リーグF組の第2戦でオマーン(同82位)と対戦する。勝てば16強による決勝トーナメント進出が決まるが、12日に試合会場で記者会見した森保監督は、初戦で2得点したFW大迫(ブレーメン)が右臀部(でんぶ)の違和感で欠場する見通しであることを明かした。不安を抱えての一戦となる。
大迫は、11日に続き、この日も練習に姿を見せなかった。森保監督は「間違いなく新たに先発してもらう選手がいる。得点を奪う、得点に絡むという役割をして欲しい」と語った。
代役候補は、FWの武藤(ニューカッスル)と北川(清水)。森保体制で初招集の武藤は前日、「サコ君(大迫)みたいにゴールに一番近い位置にポジションを取る。自分も日本の助けになるようなゴールを取りたい」と話していた。
大迫のほか、GK東口(ガ大阪)も腰痛のため、宿舎で治療に専念した。日本サッカー協会によると、オマーンとの対戦成績は日本の8勝3分け。(アブダビ=勝見壮史)