ノルディックスキー・ジャンプの男子ワールドカップ(W杯)で小林陵侑(22)=土屋ホーム=の快進撃が止まらない。史上5人目となるW杯最長タイの6連勝を飾り、通算でも9勝と、日本の男子選手で歴代3位に並んだ。通算勝利で小林陵と同じ9勝を挙げている原田雅彦さん(雪印メグミルク監督)が、小林陵の強さについて語った。
小林陵侑、圧巻の15メートル差 W杯ジャンプ6連勝
ジャンプ台は、台ごとに個性がある。助走路の角度が急だったり、緩やかだったり。「形状が(試合ごとに)、毎週毎週変わるわけです。それに対応していかなきゃならない。必ず自分のジャンプって崩れていくんですよ。それがまったくない。考えられないです」と、原田さんは小林陵の好調さに舌を巻く。
体とスキー板が離れた小林陵の…