低気圧と寒気の影響で、関東の広い範囲で降雪が予想されている9日、東京では朝から厳しい冷え込みとなり、午前7時には零下0・4度を記録した。関東地方では一部で朝から雪が降り始め、東京23区でも積雪となる見込みだ。
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雪道で転ばないためには?
気象庁によると、関東地方では9日夜にかけて広い範囲で雪が降り、平野部でも大雪になるところがある。10日午前6時までの24時間降雪量の予想は、多いところで、関東平野部で8センチ、関東山沿いで10センチ、東京23区で5センチとなっている。
積雪の予報を受け、日本航空は羽田や成田を発着する50便の欠航を決定。約7340人に影響する見込み。全日空も40便を欠航し、7046人に影響する。ジェットスターは成田と中部を発着する34便の欠航を決めた。
9日には、中央大や法政大、上智大など多くの大学で入試を予定している。各校はホームページ上で交通機関の遅れに注意を呼びかけ、試験開始時刻変更などの対応を案内している。
日本中央競馬会(JRA)は降雪の影響で安全な競馬に支障があるとして、9日の東京競馬の開催中止を発表した。すでに決まっている9日分の出走馬や枠順は変えずに11日に延期する。