「自分ではラストイヤーということを考えている」――。男子ゴルフの国内ツアー通算94勝を誇る尾崎将司が語った今季への覚悟。1月24日に72歳になったゴルフ界のレジェンドの発言の真意とは何だったのか。
23日に千葉市で開かれた「ジャンボ尾崎ジュニアレッスン会ISPS」で、高校生や大学生を直接指導した後の会見で飛び出した発言。昨年は自身最少の7試合の出場にとどまり、うち4試合は途中棄権だった。永久シードを保持しているとはいえ、「去年については(気持ちが)カクーンときた」と心境を吐露した。
そのため、今季はラストイヤーへの覚悟で挑むという。今オフはヘッドスピードの向上を課題とした。重さが異なる練習用の素振り用具を自作し、連日約200回の素振りを敢行。振る力がつき、疲れがなくなったという。「今までにない(充実した)オフシーズンを過ごした。自分なりにちょっと成果が出てきている」
また、引退時期についても言及…