使った後に丸めたティッシュペーパーを他人の家の駐車場に捨て続けていたとして福岡県警中央署は25日、リフォーム会社経営の50代の男=福岡市中央区=を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めている。
発表によると、男は今月5日午後7時45分ごろ、福岡市中央区の住宅の駐車場に、使い終わって丸めたティッシュペーパーの塊八つを捨てた疑いがある。この家に住む40代の会社員の男性が去年3月、「12年前くらいから家にティッシュを捨てられている」と署に相談した。10月に男性が設置した防犯カメラの映像から、ティッシュが捨てられる時間帯を特定。5日夕、男性が玄関先で警戒していたところ、男がティッシュを駐車場に投げ捨てたのを見つけた。
男は「3~4年前から嫌がらせをしようと、ジョギング中にこの家の駐車場に鼻をかんだティッシュを捨てていた」と話しているという。2人に面識はなかったといい、今後、詳しい動機を調べる。(木下広大)